対物センサとカラーセンサの利用  第1次  (2/2)

Proroを使った計測と制御②(ロボット相撲)本時の学習(2時間目)

新学習指導要領上の位置付けー教科学習との関連ー
「D 情報の技術」の「⑶ 生活や社会における問題を,計測・制御のプログラミングによって解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。」の「ア 計測・制御システムの仕組みを理解し,安全・適切なプログラムの制作,動作の確認及びデバッグ等ができること。」と「イ 問題を見いだして課題を設定し,入出力されるデータの流れを元に計測・制御システムを構想して情報処理の手順を具体化するとともに,制作の過程や結果の評価,改善及び修正について考えること。」を実現した単元である。

条件分岐とカラーセンサ、対物センサを使い、Proroが土俵から落ちずに、相手を土俵から落とそうとするような動きをするプログラムを書く。

自分の書いたプログラムを、自分の言葉で説明する。

評価基準 学習活動と内容
十分 Proroが土俵から落ちずに、相手を土俵から落とそうとするような動きをするプログラムを書けている。
さらに、どのような動きをするプログラムを書いたか、自分の言葉で説明できている。
概ね Proroが土俵から落ちずに、相手を土俵から落とそうとするような動きをするプログラムを書けている。
要努力 Proroが土俵から落ちないプログラムを書けている。
  • パソコン
  • Proro(https://www.fsi-embedded.jp/proro/
  • Proro用土俵(上記ウェブサイトより富士ソフト社へお問い合わせください)
  • 予備の電池
導入 5分
・指定された自席に着席する。
・本時の活動が「相手を土俵から落とすプログラム」を考えてプログラムを組み、グループの中で対戦すること」であると理解する。
評価 / 指導・支援
  • 時間は限られていると釘をさす(30分程度)。
板書内容
児童
展開(1) 40分
相手のProroの動きを見て、「土俵から落ちずに」、「相手を土俵から落とす」という条件をクリアするために自己の理解しているプログラムの知識を用いてプログラムを試行錯誤しながら改善する。
(対物センサの利用)
評価 / 指導・支援
  • 説明を聞いているか(観察)
  • 自分のアイディアでプログラムを考え試行錯誤しているか。
  • あくまでも生徒のアイディアに任せ、うまくいかない者への支援に注力する。
板書内容
児童
展開(2) 10分
グループ内で対戦を行う。
評価 / 指導・支援
    板書内容
    児童
    まとめ 10分
    授業を振り返り、アンケートの次の2つの問いに回答する。
    1、あなたはカラーセンサを用いてどんな動きをProroにさせましたか。説明してください。
    2、あなたは対物センサを用いてどんな動きをProroにさせましたか。説明してください。
    評価 / 指導・支援
    • カラーセンサと対物センサの利用方法について記述できているか(提出物)
    • 机間巡視しつつ、きちんと書くよう促す。
    板書内容
    児童